米国留学生、ナイジェリアに行く
コロンビア大学ロー・スクールに留学してた人の日記。
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Columbia大学のロースクール(LLMコース)に通う日本人留学生です。
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アフマディネジャド
現在、アメリカで最も嫌われている人の一人であろう、イランのアフマディネジャド大統領(変換が大変。)がコロンビア大で講演を行いました。

ご存知のとおり、イランは核開発疑惑、テロ支援疑惑、人権侵害問題等、国際社会から批判(非難)を浴びており、特に、アメリカとの関係は一触即発状態です。
その上、大統領(はい。さぼりました。)は、「イスラエルは地図から抹消されるべきだ」と発言したとされ、また、ホロコーストを「神話」として否定する発言を繰り返し、ユダヤ人社会からも猛反発を食らっています。

NYは、アメリカの中心都市であるだけでなく、富裕ユダヤ人が多く住む街であり、コロンビア大にもユダヤ人学生やイスラエルからの留学生が多くいます。

このような状況の中で、あえて同大統領を招いた大学側も、招待に応じた大統領も立派だと思う。
日本で言えば、金正日(こっちは一発変換♪)が講演するようなものだと思う。

ところが、今回の講演については、マスコミはもちろん、学生間でも賛否両論。
上記のような過激な発言をしている大統領を講演者として公式に招くことは、大学が大統領の意見に賛同しているのではないかと捉われかねない、というのが反対派の主張。
個人的には、議論の渦中にある人物の生の声を聴き、意見を交換することができる場を中立的な立場で提供することは大学としての使命だと思う。
しかも、そんな大物が講演に来るなんて、一学生として誇りに思ってもよいのでは?

というわけで、今日はマスコミがキャンパスを囲み(上空からも!)、抗議のビラがそこら中に貼られ、大学側も厳戒態勢。
なんと、学生証なしでは、キャンパスに入れませんでした!!!

。。。いや、その程度でいいのか?
いつもの図書館と同レベルですが。

僕は、チケットを取ることができず、会場には入れなかったため、大学がキャンパスの中庭に特別に設置したスクリーンで見ることにしました。
iran1

えーこの人たちは普段は一体どこにいらっしゃるのでしょうか?
NYに来て、初めて大都市感を味わいました。

講演自体は大きな問題が起こることもなく(もちろん時折ブーイングもあったけど)、最後は、大統領が盛大な拍手で送られました。
大統領の講演の内容自体の感想は控えますが、気づいたことをいくつか。
・ユダヤ人の聴衆が多かった。思い入れががやはり違うのでしょう。
イスラエル人LLM生に感想を聞いたところ、一人はきわめて冷静に「interesting」だと言っていましたが、もう一人は、大統領のホロコーストを再検証すべきだという発言等に憤りを隠しませんでした。

・大学のPresidentの挨拶は感心できなかった。大統領の講演の前に行った挨拶の中で、イラン及び大統領の政策を批判するだけでなく、大統領がintellectual courage(知的な勇気?)をもっているとは疑わしい、といった中傷的な発言があり驚いた(観客は大喜び。。。)。
こっちが招いたんですよね?

・大統領がブッシュ批判ともとれる発言をすると、観客はさらに大喜び。コロンビア大ではブッシュは本当に嫌われているようです。公然と批判する教授も少なくない。
二回も選んだのに、これだけ嫌えるのはすごい。秋の空。
iran2


・観客はいい感じで飽きっぽい。こんな気合入ったTシャツを着といて、講演中に早々と消えていきました。
もはや聞くまでもない、ということですよね。
姐さん、かっこいいです。
iran3


なにはともあれ、見に行ってよかった。来月はオコナー元連邦最高裁判所判事の講演もあるようなので、これも行かねば。

以上、コロンビア大学の広告でした。
いい大学よ、ほんと。

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この記事に対するコメント

すご~~い!超うらやましい!!アフマディネジャドの講演なんて、普通テレビでしか見れないものだよね。いいなぁ。それにしてもアメリカではやっぱり対イラン政策が今熱いんだな~と、大学の授業を受けててもつくづく思う今日この頃。イラク戦争が失敗だっただけに、「対イラン政策こそは成功させねば!」的なムードをひしひしと感じます。そこまでイランは危険??と個人的には思うのですが・・・

講演といえば、知ってると思うけど、今週の金曜日にWashington Square ParkにObamaが来るよね!行けたらぜひ行ってみてくださいな(
http://my.barackobama.com/page/s/nycrally2?source=homepage )。
【2007/09/25 14:28】 URL | Woody Woo #- [ 編集]

仕事でいけなかったよ
あそこにいたんですね。わたしの友達で、元米国特殊部隊にいた彼は、かなり、激怒して、私がなんでプロテストに行っていないのか、文句いってました。

コロンビアはかなり、リベラルなので、昔から、民主党派ですよね。

そういえば、大学の面接でそのことが話題になったときに、さりげなく、ごまかしたのを覚えています。

どちらにしても、母校の宣伝になったことは確かです。

イランの大統領のスピーチ自体は、ちょっと期待はずれでしたけど。

JOSH
【2007/09/26 00:15】 URL | josh #- [ 編集]


>woody wooさん
本気で誰だかわからんかったよ。
オバマももちろん行きます。たまたま休講。

>JOSHさん
内容はともかく、同じ主張をひたすら繰り返すこと、論点をすり違えることに関しては、論客としてはなかなかなものだったとも思います。
【2007/09/26 08:30】 URL | 留学生 #- [ 編集]


>留学生へ

え、誰だかすぐにわかるだろうと思ってたのですが(笑)。

それにしても休講が多くないですか・・・!?

半分居眠りしながら宿題のreadingをやっていたらこんな時間になってしまいました。内容はなぜかpolitical ethics and morality, just war, Kosovo...終わらせたけど意味不明。LLM留学生さん、得意分野ですよね??(笑)
【2007/09/27 15:11】 URL | Woody Woo #- [ 編集]


はじめまして。コロンビアLLM在学裁判官の夫です。
アフマディネジャド講演会に対するコロンビア大学周辺のものものしさは、さすがでしたね。
でも賛否両論をよしとして招いてしまうコロンビア大学の気概は素晴らしいですね!
【2007/09/30 13:58】 URL | flauto #- [ 編集]


>flautoさん

全く同感です。大学としての器を示せたのではないでしょうか?
翌日のNYtimesの一面も飾り、学生はみなそれなりに誇りに思っているようでした。
奥様にはいつもお世話になっております。
【2007/10/02 10:28】 URL | 留学生 #- [ 編集]


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